全国的に縮小傾向にある小学校の運動会。
今年はうちの小学生の息子の運動会も、午前中のみの開催になりました。
もともと運動会って、楽しみではあるけど、かなり体力をけずられるイベント。
在宅で仕事をしている&体力なさすぎな私にとっては、炎天下で立ちっぱなし&撮影しっぱなしの数時間はなかなかの重労働です。
お弁当なし、控えめに言って最高
縮小運動会のいいところ。それはもう、お弁当を作らなくていい!
これにつきます。
去年までは朝5時に起きて、眠い目をこすりながらせっせとお弁当作り。
お友達のキャラ弁をうらやましそうにしていることがあったけど、不器用すぎるので「すまん、私にはムリだ。」とお断り。
その代わりに、たまごやき・手作り焼き肉のタレで焼いた豚肉・ポークビッツ・にんじんとピーマンのきんぴらなどなど、子どもの「好きなものだけ」を詰める“リクエスト弁当”をがんばって作っていました。
現在、中学生の娘が小学生低学年だったころは、親子で一緒にお弁当を食べていました。
生徒数が多すぎるから場所とりが大変で、児童玄関の近くにレジャーシートをひいて食べていましたねぇ。なつかしい。
いい思い出ではあるのですが、その頃は自分が倒れてしまわないか心配なくらいフラフラだった記憶も…。
ここ数年は、子どもだけが教室でお弁当を食べるスタイルに。私が用意するのは子どもの分だけ。
今年は午前中で終わるということで、お弁当作り自体がなくなったのでした。
運動会が午前中だけだと持ち物や服装も悩まない
服装選びにも変化がありました。
午後から気温がぐっと上がることを考えなくてよかったので、動きやすくて少しだけ防寒できればOK。暑さ対策もほとんど必要なく、ひんやりグッズや帽子、冷感タオルなどを総動員する必要もなし。
私自身、午前中までの今年はこんな感じで行きました。

- ユニクロのポケッタブルUVカットパーカ
- デニム風の楽ちんワイドパンツ
- 深めキャップ
- スニーカー
- スマホ用ネックストラップ+小さめショルダー
「午前中のことだけ考えればいい」って、こんなに気がラクなんだ…と実感。荷物が少ないって最高。
最近買ったこのキャップが運動会でめちゃくちゃ活躍!
日差しを防げるし、バタバタな朝でもこれさえかぶればそれなりに見えるので助かりました。

私はベージュを選びましたが、かなり使いやすいので他の色もチェック中です。
短縮された運動会 プログラムの変化
プログラムの構成にはちょっとした工夫が。
開会式のあとすぐに団体競技を続けるなど、子どもたちの移動時間をはぶいてテンポよく進行。ちなみに、入場行進はずいぶん前から無くなっています。

なるほど、こういうところで短縮してるのか~。
と感じました。
子どもの通う小学校は年々ちょっとずつプログラムが縮小されていったので「去年とくらべて出場種目が激減したなぁ。」とは感じず。今年の息子の出番は、全校生徒が参加する種目+50メートル走と綱引きでした。
応援合戦が“あっさり”に
中学生になった娘も一緒に、息子の運動会を観覧。
「今年の応援合戦、ちょっとさびしいね〜」と話していました。
娘たちの代までは、小道具を作ったり、途中でフォーメーションを変えたりと、なかなか凝った演出があったのですが、今年は歌とちょっとしたダンスだけのシンプル構成。
娘やその友達は運動委員会だったり応援団長だったり、運動会を“つくる側”だったからこそ、なおさら物足りなかったのかも。
絶対うちらの時の方が楽しかった〜!
と、友達と盛り上がっていました。
短縮されたぶん観覧はカオス?
運動会のプログラム自体はコンパクトになったものの、観覧の人数制限や場所の指定はとくになし。
自分の子どもの出番が終わったら、次の人のために場所をゆずる。
というルールはあるのですが、実際はなかなか人が移動しないんですよね。
プログラムがギュッと詰まっているぶん、「
またすぐ自分の子の出番がくる!」という心理もあるのか、例年より場所のゆずり合いがうまく機能していない印象でした。とくに人気エリアはほとんど人が動かず、自分の子の出番でさえ、前列の人と人のすき間から必死に撮影するはめに。
正直、例年より見えづらかった気がします…。
変わっていく運動会のカタチ
縮小された運動会を見て、「
ちょっとさびしい」と感じる子どもや保護者も多いかもしれません。でも、午後まで開催されていた頃は熱中症や体調不良で倒れてしまう子もいたし、学校側の「無理のない範囲で行事を楽しんでもらいたい」という配慮もうかがえます。
形が変わっていくのはさびしさもあるけど、時代に合わせた変化でもあるんだな。とあらためて思いました。
運動会でお弁当を作らなくてよくなったぶん、校外学習など別のタイミングでお弁当作りをがんばろっと!