娘が中学生になり、はじめての中間テストが終わって少し時間が経ちました。
結果はというと、本人いわく「まあまあソコソコ」。
試験前は不安になってあせったりアタフタしていたけれど、最終的にはちゃんと乗り越えたようでホッとしています。
小学生との大きな違いは度数分布表
中学校に入ってからの一番の変化は、度数分布表が配られたこと。
これによって、自分が全体の中でどのくらいの位置にいるのかが一目でわかるようになりました。
点数だけじゃなく、「何人がこの点数帯にいるのか」「平均はどのあたりか」なども見えるので、なんとなく自分の立ち位置を意識することができます。
とはいえ、表がある・なしに関係なく、テスト後はだいたいみんなで「何点だった?」と点数の話に。
中には点数が悪かったことをあえてネタにして笑っている子もいれば、勉強していないと言いつつ毎回きっちり高得点をとる子も。
そうやって、ふだんの会話の中からも“だいたいの分布”がわかってしまうという…(笑)
地元の公立中学校ということもあり、点数は0点から100点までほんとうに幅広い。

まさに社会の縮図だなあと感じます。
授業をサボる子たちに囲まれた娘
え?小学校低学年のハナシかな?と聞き返したくなりますが。
なにやら、授業中に立ち歩いたり、教室の外に出てしまったりする子もチラホラいるようです。
小学生の頃からサボりがちな子もいれば、中学生になってからとつぜん反抗期っぽくなった子も。
娘は席替えの結果、そんな自由人タイプの子たちに囲まれています。
クラス代表をしていて、さらに「自由人」たちともふつうに仲良く会話できる娘。
授業中のサボりはよろしくないと感じつつも、休み時間中のテンションやノリのよさにはけっこう波長があうらしく。いい意味でユルくつながれている模様。
とはいえ、親としては「なにも囲まなくてもいいよね?」という心のツッコミはちょっとアリ。先生、あえてそういう配置にしましたよね…?
授業に集中できるか心配していましたが、娘いわく「サボる子はだいたい寝るか教室外のどこかに行っちゃってるから、そこまで気にならない」とのこと。
お、おう。たくましく育っているようで何より。
環境は大変?でも本人は楽しそう
ここまで読むと「めちゃくちゃカオスな環境では!?」と思われそうですが、実は娘本人は小学生の頃よりもずっと楽しそうなんですよね。
小学校では理不尽に怒鳴ってくる先生もいたけれど、中学校の先生は基本的におだやかで怒鳴ることはまずないそう。
私が授業参観に行った時にも、生徒のどんな意見もまずは受けとめてくれる姿勢が印象的でした。
小学校では「発表してもビミョーな反応をされる」「しないと嫌味を言われる」などの経験があった娘。
それもあって発表はかなり苦手だったのですが、中学生になってからはむしろガンガン発表するようになったみたい。
発表したくなるかどうかって、環境次第でこんなに変わるんだなぁ。
サボりがちな子たちの別の顔
ちなみに、娘のまわりの“サボりがちな子たち”にも良い一面がたくさん。
授業中は自由人でも、話すとめちゃくちゃ明るくておもしろかったり、好きなことには全力だったり。
中学校のメンバーは、ほとんどが小学校時代からの顔なじみ。転校生をのぞけば昔からの知り合いばかりなので、話を聞く限りだとなかなかの「クセのある子」でも娘にとっては慣れた存在。
小学校の頃からのつきあいがあるからこそ、距離感もうまく取れているんだろうなぁ。
心配もあるけれど、信じて見守るのみ!
もちろん、「悪い影響をうけたりしないかな?」という心配がゼロなわけではありません。
でも、娘の性格や、話を聞くかぎりでは、今のところ大丈夫かなーと感じています。
友達のいいところはどんどん吸収して、自分らしく中学生活を楽しんでいってほしい!
親としては、見守るのみです。