毎年、お盆には義母の実家にもお墓参りに行くのが習慣になっています。
今年、小4の息子がついに

行きたくない!
とハッキリ拒否。
家族で話し合い、最終的に息子だけ留守番という選択をしました。
息子が「お墓参りに行きたくない」と言った理由
息子の主な言いぶんとしてはこんな感じ。
- 炎天下でのお墓参りがつらい
- 親戚宅まで遠い(車酔いしやすいので酷)
- 久しぶりに会う親戚から話をふられるのが苦手
私の実家のお墓は室内霊園で、クーラーがきいた涼しい中でお参りができるようになっています。
近場にある&あまり暑くないので、息子もここには渋々ながらついてきます。
一方、義母実家のお墓は昔ながらのタイプ。
熱中症対策・虫よけ対策をしっかりしたうえで向かわなければいけません。
私自身も正直めんどうに感じてしまうお墓参り。納得できる理由ばかりです。
親としての価値観と判断
お墓参りに行くことよりも大事なのは、定期的に思い出して感謝すること、亡くなった人の生き方を自分の糧にすることだと思っています。
だから、息子の拒否を「わがまま」では片づけたくはない。
「お盆はみんなで集まるのが常識だから」という理由で無理に連れていくのは、「なんとなくの当たり前に流されないで生きてほしい」という私の願いともズレるので強制したくはない。
でも、きっと夫は連れて行きたいと思っているだろうし、「嫌なら行かなくていいよ。」とは簡単に言えませんでした。
夫の気持ちの変化
夫は当初、「年に1回しか会わないし、できれば顔を出してほしい」という思いでいたようです。
だけど、ひたすら嫌がる息子の様子を見て、最終的には「今年は留守番でいいか」と判断。
他の親戚の子ども同士はそこそこ近い関係。
よく会ったり遊んだりしているようですが、わが家の子どもたちはそうではなく、どうしてもアウェー感が出てしまいます。
中1の娘は



さすがに私は行ったほうがいいよね?
と空気を読んで同行してくれました。ありがたや。
今年は乗り切ったけど、来年はどうしよう?
帰宅後、夫と「息子は留守番で正解だったね。行ってもつまらなかっただろうね」と話し合い。
息子本人の気持ちを優先してよかったなー。
と思う一方で



来年どうしよう…
と早くもちょっとモヤモヤ。
きっと来年も行きたがらないだろうけど、これからずっと行かないでもいいものなのか?悩みます。。
まぁ、来年のお盆近くになったらまた考えればいいか!(思考停止)
墓じまいが過去最多らしい
最近、「墓じまい」が過去最多という話題を目にしました。
そういえば、もう15年ちかく前に母方の親戚の墓じまいに立ち会ったことがあります。
会ったことのないご先祖さまのお骨が永代供養墓へと移され、しずかに合掌した時のことを、今でもはっきり覚えています。
家族のかたちが変わり、住む場所や働き方が多様化するなかで、供養の選択肢も増えていくのは自然なこと。
賛否が分かれるテーマではあるけれど、私自身はお墓そのものにはこだわりません。
子どもの負担にならない形であれば、それが一番だよなーと思っています。