ある日、娘があきらかに落ちこんだ顔で帰ってきました。
学校でトラブルがあり、そのうち担任の先生から電話がかかってくるとのこと。
のの字ねこナニゴト!?
くわしく話を聞いてみると、教室でクラスの男の子どうしがケンカになったそうで。
ケンカを「止めなかった」という理由で、その場にいた全員に向けて先生から
「傍観者は加害者と一緒」
「そんな人達だと思わなかった。残念。」
と言われたとのこと。
あ~、先生がよく言いそうなヤツ。
だけど、娘は全体への注意でも「自分が言われている」と受け取るタイプ。先生への不満や反発心もありつつ、落ち込みのほうが大きくて、かなり弱っているように見えました。
中学校の先生から電話がくるまでに心の準備
先生からそのうち電話がかかってくるとなれば、状況を整理しておかなくてはなりません。
ただでさえ電話が苦手な私。
言いたいことがいえなくなりそう&感情的になって変なことを口走らないように、事前にメモをつくっておきました。
子どもの話をそのままメモする
まずは、娘が話してくれた内容をできるだけ正確に書きました。
- いつ、どこで
- 誰が、何をしたか
- どう感じたか
簡単にでも箇条書きにすることで、頭が整理されていきます。
電話しながらメモをチェックするときにも、見やすくていい感じ。
先生に伝えたいことを3つまでにしぼる
言いたいことが山ほどあっても、全部言うと伝わりません。
メモの中で「これだけは伝えたい」と3つに絞りました。
- 娘が落ち込んで帰ってきたこと
- 男子のケンカを止めに入るのは危険なので、先生へ報告する形を優先させてほしいこと
- 男子の一人は小学生時代から娘に暴言を言ってくる子なのでなるべく関わりたくなかったこと
私自信が子どもの頃から先生に伝えたところで何も変わらない・流されるという体験をたくさんしてきたので、言ってもムダなんじゃないか?と思いつつ。どこまで伝わるかはその先生次第…。
言いたいことを多くても3つまでにしぼっておけば、伝わる先生には伝わるはず。
3つめは言おうかどうかちょっと迷ったのですが、この機会に先生に言っておいたほうがいいかな?と思ってねじこみました。
先生から電話があった、その後
数日後、先生と娘の一対一で話す機会があったそうで。
「お母さんから、落ちこんで帰ったって聞いたよ」
「あなたのことは問題ないと思っているからね」
と言われたそうで、娘はいつもの調子をとりもどしました。ヤレヤレ、よかった。
小学生のころから、全体に注意されていることを必要以上に「自分事」としてとらえる娘。
悪い事ではないのかもしれないけど、もうちょっと出来事と自分の気持ちを切り離す力もつけてほしいような。
とはいえ、自分が中学生の頃なんて豆腐メンタルどころじゃなかったからなぁ。(豆腐より壊れやすいものって何だろう…スフレ?シャボン玉?)
凹みながらもちょっとずつ強くなっていってほしいものです。
中学生の世界は複雑でむずかしい
さて、今回の「事件」がかわいいものに思えるくらいに、娘の中学校ではもう一回り大きなトラブルが発生しているそうで。次から次へと…。
その新たなトラブルには娘はまったく関係していませんが、話を聞くだけでも、思春期まっただなかの中学生を大勢相手にする先生って本当に大変だなぁと思います。いやほんと、オツカレサマデス。








