今年でピアノ歴5年になった娘。
あることがキッカケで、ようやくピアノが楽しくなってきたみたい。
ピアノと向き合う時間が5倍以上に増えました。
ピアノを習い始めてしばらくは5分ほど練習してハイ終わり。
レッスンで先生といっしょに楽譜をよんだり練習したりしている状態でした。
ピアノに向き合う姿勢が変わったのは、「カワイこどもピアノコンクール」に出たことがキッカケです。
正直、娘はあんまりピアノに情熱を持っていないように見えたし、カワイの音楽能力検定制度・グレードテストですら「嫌だけど先生に言われたから」というテンションで受けていました。
イヤならいっそのこと「受けたくない」と言ってくれればいいんですけど~。
こどもに「受けたい」と言われれば、応援するしかありません。
コンクールもあまりやる気がなさそうでしたが、
「出てみる。」
と娘がいうので受けることにしたのでした。
オーディションまでの道のり
カワイこどもピアノコンクールは
各地でのオーディションで「優秀賞」を受賞した人が地区大会への出場資格を与えられます。
「カワイピアノコンクール」では全国大会までありますが、
「カワイこどもピアノコンクール」は地区大会まで。
コンクールに出ると決めたものの、
「オーディションで何かしらの賞をもらえたらいいなー」
くらいの、相変わらず低めのテンションな娘。
ただ、ピアノの先生は「どうせ出るならがんばれ!」と全力でサポートしてくださいまして、いつものレッスンに加えて、追加レッスンもしていただきました。
正直、この追加レッスンがなかったら、賞をとれていたかどうか怪しかったですねぇ。
カワイこどもピアノコンクール オーディションてどんな感じ?
オーディションと発表会のおおきな違いは
- 写真撮影やビデオ撮影NG
- ホール真ん中あたりの列に審査員の先生が並んでいる
といったところでしょうか。
オーディションなので発表会よりもややレベルが高い印象。
間違える子も少ないです。(発表会は、学年によっては間違えない子の方が珍しい。)
オーディション3日後の15時から、カワイコンクールの公式サイト上に結果が発表されます。
娘なりにベストがつくせた!
とは感じていましたが、優秀賞の欄に娘の名前を見つけたときは5度見しました^^;。
5度見した、なんて書くと娘に失礼ですね。
オーディションは親の私も緊張して冷静じゃなくて、どの子も上手に聞こえていたんです。
地区本選会入賞までの道のり
地区本選大会ではオーディションで弾いた曲に加えてもう一曲、課題曲をひかなくてはいけません。
オーディションの結果発表から地区本選まで、約3ヵ月あります。
オーディションから約1ヵ月後には「カワイ受賞者コンサート」というものが開催されます。
参加は任意ですが、受賞者全員が参加していました。
最初、コンクールで受賞した曲だけ弾くものだと思っていたら、大会で弾く曲も弾けるとのこと。
受賞者コンサートの時点では大会で弾く曲はぜんぜん仕上がっていませんでした。
だけど、ステージ上で弾ける貴重な機会です。
何回もつっかえましたが、コンサートも大会の練習になればOKということで。
この時点でも娘のやる気はあんまりなし。
とはいえ、娘の偉いところは、やる気がないなりに頑張れるところ。
私はやる気がないと最低限の頑張りすらできないので、わが子ながら「すごいなー。」と思います。
どうせなら、やる気満々で挑んで欲しいのがホンネではありますが。
残りの2か月は追加レッスンの嵐!
この2か月で、娘のやる気の炎が燃えてきた気がします。
地区本選大会はレベルが違う
カワイこどもコンクールは「比較的やさしいコンクール」という印象でしたが、それでも大会出場者はオーディションとはレベルが格段に違うのを感じました。
ミスタッチなしはあたりまえです。
そんな中でもとくべつ上手な子は「あ、この子は何か賞をとるだろうな」と、シロウトの私でもわかるくらい、キラリと光る演奏をしていました。
娘の演奏は、オーディションの時以上に親の私がやたらと緊張して心臓バクバク。
冷静に聞くことができず^^;。
上手に弾けたことだけはわかったものの、賞をもらえるかどうかの判断はつきませんでした。
大会入賞!
オーディションの時とおなじく、3日後の15時からカワイコンクールのサイト上に結果が発表されます。
ドキドキしながら結果ページをひらくと・・・。
娘の名前を発見!
ふたりで大喜びして、ピアノの先生にも結果報告とお礼をしました。
結果発表から5日ほどたった頃、自宅にレターパックにて賞状と記念賞牌(メダル)が届けられました。
メダルケースはメダルを立てかけて飾れるようになっていて、なかなか立派です。
カワイこどもピアノコンクールにかかるお金
さて、最後にお金のハナシ。
オーディション・大会はそれぞれ11,440円
受賞者コンサートも参加料がかかります。受賞者コンサートは1万円しなかったはず。
住んでいる場所によっては、本選大会会場までの旅費・交通費もかかる。
この旅費・交通費がいちばんデカかった!
他にも、レンタルドレス代・現地でのレンタルピアノ代・先生へのお礼代などなど。
10万円以上は軽く飛んでいきました。ギャー!
娘は参加しませんでしたが、大会後も「受賞者コンサート」が開催されます。
場所は大会の会場と同じ。
もしこれに参加するとなると、さらにレンタルドレス代・旅費交通費などがかかります。
大会会場ちかくに住んでいる人がうらやましい。
「次」があるのかどうかは娘のやる気とがんばり次第。
次がきてもドンとかまえられるように、おしごと頑張らなくては!