夏休みは生活・学習リズムが崩れがち。
市販のドリルを買って計画表を作ったり、朝の学習タイムを設けたりと各家庭で工夫されている姿を見て、「みんなすごいなぁ」と思うのです。
私はそういったことはほぼやらず、子どもに任せっきり。
それでも、それなりにうまく回っている…と思います。
声かけを減らすことにしたキッカケ
子どもたちが小学校低学年のころから、私は声かけを“最低限”にしてきました。
実はこれ、私の母がとても心配性で「あれやった?」「これ忘れてない?」と先回りするタイプだったことが背景にあります。
ありがたい反面、当時の私は「言われたらやればいいや」という受け身のスタンスになっていたんですよね。
だからこそ、自分の子どもには“あえて言わない”を意識してみたら、予想以上にうまくいきました。
子どもたちが慎重派というのも影響しているかもしれません。
最初はヨユーをかましていても、なんだかんだで

心配だからやっておく!
と自主学習や事前準備をしている姿をよく目にします。
子どものゲーム&YouTube動画視聴ルール
我が家では、勉強や課題が終わったらあとは自由というルールがずっと基本にあります。
「ゲームやYouTubeは、やることが終わってからなら好きなだけOK」
というスタンスは、我が家の子どもたちにはうまくハマったみたい。
ゲームに没頭することはほとんどナシ。
動画はときどき長時間見てしまうこともありますが、



そろそろ目を休めたら?
と声をかける程度で済んでいます。
長く見ていると自分で



飽きた〜
と言って切り上げることもよくあります。
子ども大好きYouTube動画も、「ずっと見ていい」という状況だと「もういいかな」ってなりやすいのかもしれまん。
自分で決めたルーティンは崩れにくい
子どもたちは2人とも、自分なりのリズムを作っています。
夏休み中は朝イチに、学校がある時期は帰宅後すぐに、デュオリンゴやチャレンジタッチ、宿題などをこなして、そのあとは自由時間。
動画を観たあとは、娘はパソコンで動画編集や推し活、息子はScratchなどのプログラミングをしていることが多いです。
勉強から遊び、創作活動まで、いい感じのバランスでまわってるな〜と思います。
ゲームや動画視聴にそこまでのめり込まないのも、「自分で作る楽しさのほうが大きい」って知っているからなのかも?
ピアノだけは意識して声かけ中
とはいえ、すべてが“声かけ不要”というわけではなく、例外もあります。
たとえば娘のピアノの練習。
これは声をかけないと、なかなか自分から動かないタイプ。
宿題が多い時は、勉強のあとに休憩を挟んでピアノ…という流れにしていることが多い娘。
その休憩が長引いて、そのまま“ピアノやりそびれ”になることも。



ここは今も試行錯誤中。
ドリルって必要?やらせたい気持ちはあるけれど
親としては、「市販のドリルもやっておいたほうが、理解が深まるんじゃないかな?」と思うこともあります。
実際、紙に書いて覚えたほうが記憶に残るっていうし。
娘はたまに



このドリルやりたい!
と自分で選んでくることがありますが、息子はドリル完全拒否。
幼児期からとにかく紙のドリルをやりたがらず、今も変わらず拒否スタンスです。
娘のドリルを買うときに「(息子)もやる?」と聞いてみるのですが、毎回全力で



やらない!(満面の笑み)
との返事。
まぁ、ここで無理に買っても、手をつけずに終わるのがオチ。
ドリル代が無駄になる未来しか見えません(笑)
本人が必要だと感じるタイミングが来たら、その時にサポートすればいいかな、くらいのスタンスでいます。
まとめ:自然体でも、うまくいくこともある
夏休みの勉強スタイルって、家庭や子どもの性格によって本当にさまざま。
親がしっかり関わるスタイルもあれば、うちのように基本的に子どもに任せるスタイルもあります。
どちらが正しい、ではなく、どちらがその子に合っているかが大事。
我が家の場合は、少しずつ距離を取りながら「任せてみる」ことで、子どもたち自身がやり方を見つけていったように思います。
「がんばって管理しなくちゃ」と思うと親も大変ですからね~。