「お金の勉強は早いほうがいい!」
とよく聞くけど、何から始めればいいのか迷いどころ。
子どもでも理解できそうな動画を見せてみたり、お金の教育系マンガを読ませてみたりしてみるものの、なんだか物足りないような気がする。
そこで、わが家では2023年頃から子どもたちのお小遣いの一部を全世界株式に投資する形で、投資とはどういうものか?を体験してもらっています。
お小遣いでちょこっと投資をはじめた結果
ほんの少しずつではありますが、小中学生にとってはちょっと嬉しくなるようなリターンも出てきています。
もちろん、一時的にマイナスになった時期もあったし、これからもあるでしょう。

今はプラスだけど、マイナスになることもあるんだよね…?
と分かっているみたいだし、すぐに使うお金でもないし、焦ったり不安になったりする様子は今のところ見られません。
自分で稼ぎ出したお金じゃないから、っていうのもあるかもしれませんが。
というか、子どもたちは投資していることを半分くらい忘れてるかも?
でも、長期投資って“忘れるくらいがちょうどいい”って言うし、これでいいのかもしれません。
倹約家の息子と、考えて買う派の娘
中学1年生の娘は欲しいものがたくさんあるタイプで、投資額はなかなか増やせません。
(私も子供の頃は欲しいものだらけだったもんな~。)
でも最近は、



私、コレ本当に欲しいのかな?
と一度たちどまって考えることが増えてきました。
一方、小学4年生の息子はというと、「自分は倹約家だ!」と自覚しているらしく、欲しいものも少なめ。
投資額もコツコツ増やしていています。
大きな出費が重なったときは、我が家の家計の心配までしてくれることも…。
いつか何かがキッカケで物欲が爆発しないかちょっと心配ですが、今のところコレクション欲もなさそうだし、大丈夫かな?
お金の教育マンガを親子でいっき読み!
先日、Amazonで予約していた『漫画 お金の大冒険 黄金のライオンと5つの力』が発売日に届きました。
宅配ボックスから取り出したときの第一声は



重い!辞書!?
というくらいのズッシリ感。なんと550ページ超えのボリュームです。
とはいえ、中身はフルカラーの漫画形式。
文字が大きめでふりがな付き。
子どもでも無理なく読み進められる内容です。
子どもたちの反応
まずは小学4年生の息子に見せたところ、食いつくように読み始めました。
もともと「リベ大YouTube」や「学長ライオン」のことを知っていたので、なじみのあるキャラが出てくる時点でテンションが上がっていたようです。
読み終わったあとも、ところどころ気になるページを読み返す姿が見られました。
中学生の娘も、ワケあって普段のムキムキマッチョじゃなくなっている学長ライオンに「かわいいー!」と好反応。
黙々と読破したあと
「これって前に学長が動画で言ってたことだよね?」
と内容について話しかけてきて、しっかり理解しようとしてくれている様子。
買ったかいがあった!
大人目線でも「刺さる」場面が多い
私自身もさっそくザッと読みましたが、「子ども向け」とあなどるなかれ。
保険に入りすぎそうになったり、あやしい営業トークで誘われたり…。
大人なら一度は経験があるんじゃないかな?
というシーンが描かれています。



お金の勉強してるから大丈夫!
と思っていても、あの手この手で仕掛けられる営業トーク。
ちょうど最近、「コレってまんまと引っかかったんじゃ?」という事があって反省中だったんですよね…。
そんな“スキが出たタイミング”に、この本の「守る力」のお話が刺さりました。
成長とともに理解度が深まるマンガ
小中学生の子どもにとっては、ところどころ少しむずかしいしい表現や場面もあったかもしれません。
でも、今すぐ全部を理解できなくても、成長とともに何度も読み返して、少しずつ身につけていってくれれば十分。
物語の中で、主人公たちが投資を始めるシーンがあるのですが、投資の経験があるかないかで理解度がかわりそう。
我が家の子どもたちは自分で商品を選んだわけではないとはいえ、一応リアルに投資をしているので、少しは理解できた様子。
「実体験×物語」の相乗効果って強いなー、と感じました。
まとめ|子どもへの“お金の教育”は、家庭でこそ育てられる
学校ではなかなか教えてもらえない「お金の知識」。
だからこそ、家庭でのちょっとした工夫が大きな学びにつながるなと感じています。
投資の体験を通じて、長い目で物事を見たり、衝動買いを減らしたり、子どもたちなりに成長してくれているのがうれしいところ。
これからも、親子でお金の勉強を続けて、「5つの力」をしっかり身につけていきたいと思います!