この春、中学生になった娘。
制服の袖をちょっと長めに感じながら、新しい先生や部活にワクワクしている様子がかわいくて、親としても「いよいよ中学生か〜」としみじみ感じていました。
入学して早々、ビックリしたのが娘からきいた英語の授業のはなし。
娘の中学校では、英語の授業が2人の先生体制。
日本人の先生と、英語しか話せないネイティブの先生が一緒に担当するスタイルです。
ここまでは、私の時もそうだったなーと懐かしく思っていたんだけど…。
なんと、日本人の先生までもが、授業中はほぼ英語オンリーで話すとのこと。ワーオ。
中学英語はオールイングリッシュ授業

私たち親世代の英語の授業って、がっつり日本語で文法説明を受けて、教科書を読んで終わり、というのが定番だった気がします。
ネイティブの先生が来るといっても、年に数回のイベント感覚。「My name is〜」で握手して終了、みたいな。
正直、「英語のテストでいい点とっても、話せるようになかっていうとまた別だよね。」っていう。実際ほとんど話せませんしね。
それが、娘の中学校では授業中は基本すべて英語。
英語しか話せないというネイティブの先生と会話するときはもちろん、英語の授業中は日本人の先生に「ロッカーに入れてあるもの取ってきていいですか?」と聞くときも英語。
英語を英語のまま理解して、英語でやりとりするのが当たり前になっていたとは全く知りませんでした。
2021年から、学習指導要領では「オールイングリッシュ」を推しているとかなんとか。ふぇー。
そんな授業を娘はどう感じているのかというと…「英語の授業、楽しいよ!」とのこと。
思い返してみると、小学生低学年くらいまでは英語学習アプリ「トド英語」をやっていたし、今も「デュオリンゴ」と「チャレンジタッチ」で日々英語に触れている娘。
耳がある程度なれていたのが大きいのかも。
英語学習のメインはデュオリンゴ

現在、英語学習の中心となっているのは「Duolingo(デュオリンゴ)」。
親の私も一緒にやってるんだけど、コレがとにかくよくできてる!
1日5分からできて、スキマ時間にサクッと進められる。
音声もついていて、発音チェックもできるし、会話形式の練習もできて、英語アプリとしての完成度が高すぎるんですよ。「続けたくなる工夫」がすみずみにあるんです。
メンヘラ風リマインドがツボ

たとえば、アプリのマスコット「デュオ(緑のふくろう)」が、メールや通知で英語学習のリマインドをしてくれるんだけど、その文面がなかなかの圧。
「こんなに冷たくされたの初めて…」
「我慢の限界かも…」
…って、まるでメンヘラ女子!?
軽くスルーするつもりが、なんだか申し訳ない気持ちになって、ついアプリを開いてしまうのです。
リーグ戦でつい本気になる

デュオリンゴには「リーグ戦」というランキングシステムもあって、週ごとに他のユーザーとスコアを競い合います。
「今週はいそがしいし、ちょっとサボって下のリーグに落ちてもいいかな。」って思ってても、誰かに抜かされるとなんか悔しくなってついやっちゃう。
その「ちょっとだけやるか」の積み重ねが、気づいたら学習習慣になっています。
親子でフォローし合えるフレンズ機能も活躍中
デュオリンゴには「フレンズ機能」があります。
家族や友達とフォローし合うことで、協力型のミッションが発生したり、「今日はレッスンやってないよ?」って通知がとばせるのも楽しいところ。
うちも親子でつながっていて、週ごとのチャレンジを一緒に達成するのが小さな習慣になっています。

私も子どもたちも、気づけば1年以上、毎日デュオリンゴを継続中。
気負わず続けられるのは、ゲーム感覚で取り組めるからこそ。
完全無料で利用できるのもスゴイ。
我が家は有料プランの「Super Duolingo(スーパーデュオリンゴ)」を使っています。
有料した一番の理由は、間違えるたびに削られる「ハート」が無限になること。
娘はハートが削られてもなんとか学習していましたが、息子はイライラした様子で勉強どころじゃなかったので…。
最上位プランの「Duolingo Max(デュオリンゴマックス)」ではデュオリンゴのキャラクター「リリー」とビデオ通話形式で会話練習もできます。
我が家はChatGPTの有料プランで英会話の練習ができているけど、ちょっと気だるそうな女の子・リリーとの会話が楽しそうで気になり中。
リリー、レッスンで間違えると、画面の外に歩いて行っちゃう時があるんですよ。そっけなくてカワイイ。
スロー再生で耳がきたえられてる感アリ
最初の頃は、リスニングが全然できなくて、「え?今なんて言った??」の連続でした。
デュオリンゴにはスロー再生モードがあるので、それを使って何度も聞き直しながら、ちょっとずつ聞き取れるようになっていきました。
最近ではスローにしなくてもわかることが増えてきて、「あ、自分ちょっと進歩してるかも!」って感じる瞬間があるのがうれしい。
デュオリンゴは英語だけじゃない!息子は数学に夢中
ちなみに、デュオリンゴはドイツ語・フランス語・中国語・韓国語などの語学だけでなく、数学や音楽まで幅ひろく学べます。
小学4年生の息子もデュオリンゴを使って1年以上経っています。いまは英語はちょっとおやすみ中。
そのかわりに数学のコンテンツにドハマり中で、毎日楽しく問題を解いてます。
「英語はまたいつかやってくれたらいいな〜」とは思いますが、「学ぶことが楽しい」って気持ちを持ち続けてくれるだけでも大事なこと。
ゲーム感覚で学びが習慣になるって、やっぱりすごいと思います。
授業がこどもの英会話の練習の場に

「リアルな英会話ができたら、もっと伸びるのに。」と思って娘にオンライン英会話をすすめても、「ヤダ!画面ごしでも恥ずかしいからムリ!」と何度も断られつづけてきました。
でも、まさかの中学校の授業が、自然な英会話の場になるとは。
ネイティブの先生と、日本人の先生の両方が英語でどんどん話しかけてくれるから、娘もだんだん会話に慣れてきた様子です。
それにしても、中学での英語の授業がいつの間にか「全部英語」になっていたとは本当にビックリでした。
英語はできるに越したことはないだろう!
と思って子供が小さい頃からアプリで遊ぶ感覚で英語に触れさせてきたけれど、今のところオールイングリッシュ授業を楽しめている娘の様子に「やっておいてよかったな~。」と感じています。
子どもたちが新しい教育のカタチに対応していく中で、私たち親も「自分の時代はこうだった」じゃなくて、一緒にアップデートしていく姿勢が大事。
英語に限らず、「学ぶって楽しい」「わかると嬉しい」を感じられる毎日を、家族みんなで続けていけたらいいな、と思います。