
ダイエットって、結局なにをすればいいの?
食事?運動?
やることが多そうで、ちょっと気が重くなってしまうこともあるかもしれません。
でも実は、“なんで太るの?”がわかれば、ダイエットは難しくありません。
カロリーと代謝のしくみをやさしく知って、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。
この記事では、「摂取カロリー」「基礎代謝」「消費カロリー」という3つのキーワードを中心に、ダイエットのしくみをやさしく解説します。
摂取カロリーとは|食べたもので得られるエネルギーのこと
まず知っておきたいのが「摂取カロリー」。
これは、食事や飲み物から体に取り込まれるエネルギーのことです。
たとえば…
- 白ごはん(お茶碗1杯)…約235kcal
- 食パン(6枚切り1枚)…約150kcal
- ハンバーグ(1個)…約300〜400kcal
- カフェラテ(Mサイズ)…約150kcal
1日で食べたり飲んだりしたもの、すべてのカロリーを合計したものが「1日の摂取カロリー」となります。
基礎代謝とは|じっとしてても消費されるエネルギー
「基礎代謝」は、人間が生きていくために最低限必要なエネルギーです。
たとえば、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つ…といった活動にもカロリーが使われています。
何もしていなくても、成人女性の場合1日で1,200〜1,400kcalほどは勝手に消費されているんです。
ちなみに、筋肉量が多い人は基礎代謝も高くなりやすく、筋トレなどで筋肉を増やすと“やせやすい体”に近づきます。
消費カロリーの内訳|運動だけじゃない「生活の動き」も大事
1日の消費カロリーは、主にこの3つの合計でできています。
- 基礎代謝(生きているだけで消費される)
- 活動代謝(日常の動きで消費される)
- DIT(食事誘発性熱産生):食べ物を消化・吸収する時に消費される
ふだんの生活の中では…
- 掃除、買い物、階段の上り下り
- 子どもの送り迎え、通勤、立ち仕事
- 軽いストレッチや散歩 など
これらの「生活の動き」も立派なカロリー消費です。



がんばってジムに通わなくても、日々の行動を意識するだけで差がつきます。
やせる公式|「消費カロリー>摂取カロリー」になればOK
ダイエットの基本は、このシンプルな引き算です。
摂取カロリー < 消費カロリー = やせる
摂取カロリー > 消費カロリー = 太る
たとえば、1日の消費カロリーが2,000kcalで、摂取カロリーが1,800kcalだった場合、摂取より消費が多い“やせやすい状態”になります。こうした日が積み重なることで、少しずつ体重が落ちていきます。
逆に、ちょっと食べ過ぎが続くとすぐにプラスに転じてしまうので、「無理しすぎず、続けられる範囲でバランスをとる」ことが大切です。
自分が「1日にどれくらい食べてもOKなのか」は、無料アプリ「あすけん」を使えばカンタンにチェックできます。
私が実際に使ってる「あすけん」レビューはこちら
よくある勘違いと注意点
たしかに、極端に食べなければ一時的には体重が減ります。でも、体が飢餓状態と判断して基礎代謝が落ちてしまうので、リバウンドの原因になります。
運動ももちろん大事ですが、運動での消費カロリーは意外と少ないんですよね。
たとえばウォーキング30分で約100kcal程度。
おにぎり1個(180kcalくらい)をなかったことにするのって、結構大変…。
筋トレで一気に体重が減るわけではありませんが、基礎代謝が上がる=長い目で見てやせやすくなる体に変わるという意味では、とても効果的です。
まとめ|しくみを知れば、ムリなくやせられる
ダイエットの仕組みを知っておくと、「自分がどうやせたいか」「何を優先したいか」が見えてきます。
- 食事中心でいく?
- ちょっとずつ運動を取り入れる?
- まずは基礎代謝を上げるところから?
焦らず、自分に合ったやり方を選べばOK。
この基本をおさえておけば、あとは応用しながら「自分のペース」で進めていくことができますよ。



私は食事中心で8.7kgやせました!